ファクタリング 2019.02.06

介護施設経営者必見!介護報酬債権ファクタリングってなんだ?

介護報酬債権ファクタリングは医療ファクタリングの一つとなっています。
厳密に細分化すると診断報酬債権(レセプト)を売却するファクタリングと介護報酬債権を売却するファクタリングにわかれます。今回は後者である介護報酬債権ファクタリングについてお伝えしますね。

介護報酬債権ファクタリングとは一体どのようなものなのでしょうか?
介護報酬債権ファクタリングのメリットとは?
介護報酬債権ファクタリングの手数料率相場とは?

以上についてお伝えします。
介護施設を経営している、という方は必見です。

介護報酬債権ファクタリングとは?

介護報酬債権は国保や社保から受け取るものとなっています。
介護報酬債権が発生したとしてもすぐに入金されるわけではありませんよね。発生から最大で60日後の入金となってしまします。入金までに資金繰りが悪化することもあるでしょう。

そんなときに活用できるのが介護報酬債権ファクタリングですよ。

介護報酬債権ファクタリングは介護報酬債権を期日が来る前に現金化するものです。システムは一般のファクタリングと同じ。

介護報酬債権を売却することで資金を確保するわけです。

注目してほしいのが介護報酬債権を支払うのが国保や社保、という部分です。一般企業から入金されるわけではないので、ファクタリング業者としても安心して取引できます。基本的に介護報酬債権ファクタリングは断られることはありません。審査難易度が極めて低いのです。

介護施設も様々な支出があるでしょう。器具を導入するなどの設備投資が必要なケースもありますよね。医療機関と同様に人の命にかかわる業務をおこなっているわけです。設備についてもしっかりと対応していなかければなりません。

ちなみにファクタリングに関しては急な出費などのイレギュラーな利用に適しています。日常的な資金繰りの悪化には他の資金調達法を利用してください。

介護報酬債権ファクタリングを利用するメリットとは?

介護報酬債権ファクタリングにはいくつかのメリットがあります。

 審査難易度が低い
 利用しても負債が増えない
 資金調達までのスピードが早い

介護報酬債権ファクタリングは社保や国保が関わっているので、ファクタリング業者としては心配がありません。入金はほぼ100%確定しているので、リスク無しで取引できるのです。審査はあってないようなものですよ。

ファクタリングなので、融資ではありません。
たとえば金利が低い銀行融資であったとしても借金ですよね。貸借対照表の負債の項目に記載しなければなりません。負債が多い、ということが分かってしまえば今後の資金調達が困難になってしまいます。

一方で介護報酬債権ファクタリングを利用すれば、要は介護報酬債権という資産が減るだけです。負債が増えるわけではありません。よって今後の資金調達に悪影響をもたらすこともなし。

資金調達までのスピードにも注目ですよ。
融資に関しては1週間や2週間かかってしまいます。しかし介護報酬債権ファクタリングであれば1週間以内に資金調達できることも少なくありません。早急な資金繰り対策にもなるわけです。

介護報酬債権ファクタリングの手数料率はどのくらいなの?

一般のファクタリング手数料率よりも圧倒的に有利に設定されています。
介護報酬債権の手数料率相場は「2%から6%程度」です。

なぜそれほどまでに手数料率が低いのでしょうか?
それは業者にとってリスクがないからです。診療報酬債権は確実に入金されてくるので、業者としては確実に利益がでます。よってリスク回避のために手数料率をアップさせる必要はありません。

だからこそ数%の手数料率で対応してもらえるわけです。