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ファクタリング 2019.03.01

事業資金の借り換えによる資金調達とは?

個人的な借り入れでよく行われているのが、おまとめローンの利用です。複数ある借金を一括化することで、金利を引き下げたり、月の返済回数を1回にまとめたりできるわけです。

「事業資金の借り入れもまとめられたらいいな」と思っている方も多いのではありませんか?実は事業資金に関しても借り換えは利用可能です。

こちらでは事業資金における借り換えについて徹底解説します。
現状のままでの返済は難しいと思っている方は必見です。

そもそも事業資金の借り換えってなんだ?

企業であるとか個人事業主が借り入れを行うわけですが、その借金を別の金融会社に肩代わりしてもらい、今度はその新たな金融会社へ返済をすることを指しています。

借金がなくなるわけではありません。借り換えは、要は借金をしている業者が変わることを指しているのです。

そこで気になってくるのが借り換えの目的ですよね。
だって借金をしていることには変わりありません。借金が減るわけでもないのに、なぜ事業資金を借り換える必要性がでてくるのでしょうか?

事業資金の借り換えの目的とは?

 金利の負担を減らす
 月々の返済額を減らす
 月の返済回数を減らす

目的としては上記の3つが挙げられます。
それぞれについて個別に解説していきますね。

・事業資金の借り換えと金利について

基本的に借り換えについては、金利が高いところから金利が低いところへ行われることになります。例えば金利が10.0%で借りていたのであれば、金利が7.0%で貸してくれるところに借り換えることに。

金利が減れば金利の支払額をカットすることになります。
結果として返済総額が減る、という可能性も出てくるのです。

借り入れしている金額にもよりますが、月の返済額が数千円減ったり数万円減ったりすることもあります。返済額が減れば、それだけ会社の資金が増えることになり、資金繰りが改善することになりますよね。

・事業資金の借り換えと月々の返済額について

すでに利用している借金ですが、借り入れを行うときに返済の契約も行っています。その契約に基づいて返済を行っていかなければなりません。しかしいつまでも売上が好調であるわけがありません。業績が悪化して月々の返済が大変になることも。

そこで借り換えの出番です。
事業資金の借り換えを行うときですが、新たな契約を結び直すことになりますよね。仮に現状の月々の返済額が厳しいのであれば、返済期間を延ばしてもらえばよいのです。

現状で返済期間が残り5年であれば、借り換え先に7年間や10年間での返済を打診してみましょう。審査が行われるので、必ずしも希望通りとは生きませんが返済期間を伸ばすことも可能です。

ただし返済期間を延ばしてしまうと、返済総額も増えてしまうのでその点は気をつけてくださいね。

・事業資金の借り換えと月の返済回数について

企業の多くは借入先が一つではありません。複数の借入先に月に数回の返済を行っているケースが多いのです。

返済日が金融業者によって異なっていることも企業にとっては大きな負担です。そのたびに振込などの手続きをしなければなりません。

そこで対応する方法の一つが借り換えなのです。借り換えをするときに、複数ある借金を一括化することも可能です。4つの業者から借り入れているのであれば、4つの業者の借り入れを一括化できるのです。

月に4回の返済を今までおこなっていたとしても、借り換えを実施すれば1回になるわけ。返済回数が少なくなれば、作業的な負担感は減ります。

まとめ

事業資金の借り換えによる資金調達という方法もあるのです。
月々の返済額が減らせれば、それだけ会社に資金が残ることになります。その自由になった資金は、会社のためにつかえるわけ。

また借り換え時に返済期間を変更できることも覚えておきましょう。
返済がきつい場合は返済期間を伸ばすのがおすすめですよ。

ファクタリング 2019.02.26

不動産担保ローンによる資金調達のメリットとは?

一般的な事業資金融資を利用するよりも比較的審査難易度が低いとされているのが不動産担保ローンです。業績と言うよりは不動産の価値が重要視されるので、担保の内容によっては比較的簡単に融資が受けられる、とのメリットがあります。

では実際に不動産担保ローンを利用して資金調達メリットとはどのようなものがあるのでしょうか?
より詳しく不動産担保ローンの利点を把握したい、という方は必見です。

不動産担保ローンのメリットその1|返済期間を長く設定できる

 通常の融資の返済期間・・・1年から5年程度
 不動産担保ローンの返済期間・・・10年から最長35年も可能

一般的な融資による資金調達の場合は、基本的に数年以内に換算しなければなりません。長期間で返済する、といったことには対応してもらえないので返済の負担、というものがどうしても大きくなりがちなのです。

一方で不動産担保ローンに関しては、10年以上の返済も可能です。15年や20年にも対応している業者もあり、中には35年もの長期間の返済を認めてくれるところも。

もちろん不動産担保ローンの場合は高額の借り入れとなることが多いので、返済期間が長くなければ対応できませんよね。数千万円から数億円の借り入れになることもあるのです。

しかし業者側としては、返済期間が長くなればなるほどリスクは高くなるもの。返済中に融資先の企業の業績が悪化して倒産してしまうかもしれません。倒産されてしまえば回収もままなりません。

ではなぜ不動産担保ローンは返済期間を長く設定してもらえるのでしょうか?
それは担保があるからです。

業者側としては返済中に仮に倒産されてしまったとしても、担保によって回収できます。そういったときのための担保なのです。

不動産担保ローンのメリットその2|比較的低金利である

 ノンバンクの一般的なローンの金利・・・年10.0%から18.0%程度
 ノンバンクの不動産担保ローンの金利・・・年数%から10.0%程度

ノンバンクと銀行では金利に大きな開きがあるので、ここはノンバンクの金利を比較してみました。

基本的に担保型ローンのほうが金利は有利に設定されています。無担保ローンを利用するよりも低金利で利用できるので、返済を楽にできる、といったメリットが不動産担保ローンにはあるのです。

しかし不動産担保ローンの金利は企業向け融資としてはそれほど有利とは言えません。

銀行融資であれば無担保であったとしても年1.0%から5.0%程度で貸し付けてくれることはあります。日本政策金融公庫の融資制度であれば、さらに低金利であり年1.0%から3.0%で対応してもらえるのです。

不動産担保ローンお金利が最低というわけではないので、その点は留意しておく必要がありますよ。
あくまで無担保型の融資よりは低金利、ということなのです。

不動産担保ローンのメリットその3|比較的審査難易度が低い

無担保型のローンと比較すると圧倒的に審査は甘くなります。
そもそも不動産担保ローンは、不動産という確実な価値のある担保がついているのです。

金融機関側としては

「倒産しても担保の不動産を売却して回収すればいいや」
「返済が滞ってしまえば不動産を売却して回収しよう」

と考えます。
要は金融機関側としては担保があることによって損失を被る可能性がかなり低くなるわけですね。

では無担保ローンで貸し倒れが起きたら金融機関はどうなるでしょうか?
かりに融資先に破産でもされてしまい、経営者にも自己破産をされてしまえば回収しようがありません。会社や経営者に財産が全くなければ1円も回収できない可能性が・・・。

無担保ローンで1億円の残額があれば1億円が損失となってしまします。

一方で価値が1億5,000万円の不動産担保がある場合には、その担保を売却して回収できます。もちろんいくらで売却できるかは不透明ですが、回収が全くできない、ということはありませんよね。一定額では売れるはずなのでリスクは低い、となるのです。

ファクタリング 2019.02.19

借り換えローンとおまとめローンの違いってなんだ!?

借り換えローンとおまとめローンを同じものだと思っている方も多いでしょう。確かに機能的には似通っているのですが、全く同じものではありません。

借り換えローンとおまとめローンのどちらを利用しようか迷っている経営者の方もいるのではありませんか?
まずは違いをしっかりと理解しましょう。
そうすればどちらを選んだら良いのかが見えてきます。

借り換えローンとおまとめローンの違い|目的が異なることあり

借り換えローンは金利が低いローンへの切り替えが目的です。
おまとめローンも実質的に金利が低いローンへの切り替えを行う、というところでは一緒です。

しかしおまとめローンについてはもう一つの目的があります。それは複数の債務の一括化す。

例えば3件の借金を1つの業者にまとめてしまうわけ。
おまとめローンは返済の作業を簡略化する、といった目的があるわけです。

ただし借り換えローンも実質的に1つにローンをまとめることもあります。よって完全なる違い、というのはありません。ただし厳密に言うと若干違う部分もある、ということになります。

たとえば1件のローンを他の業者に乗り換えるとします。この場合はおまとめローンとはいいません。借り換えローンのほうが適切ですよね。おまとめローンは、複数のローンを一括化することに利用されるわけです。少なくても2件以上のローンをまとめるために利用されなければ、おまとめローンとは呼べません。

借り換えローンとおまとめローンの違い|対応している業者が異なる可能性あり

借り換えローンは、基本的に銀行であるとか日本政策金融公庫、さらには信用保証協会などが対応しています。
借り換えローンの目的は金利を低くすることにあるので、たとえばノンバンクで借り入れを行っている場合であれば金利が低い銀行に乗り換えます。

銀行で借り入れていたのであれば、さらに金利が低い日本政策金融公庫などを利用するのです。

いっぽうでおまとめローンは少し異なってきます。
おまとめローンはノンバンクが中心となっておこなっており、銀行でも一部では対応していますが日本政策金融公庫では行っていません。

ノンバンクで借り入れをおこなっている方がおまとめローンを利用する場合には、さらに金利が低いノンバンクでまとめるか銀行でまとめることになります。すでに銀行で借り入れを行っている場合は、銀行から銀行への乗り換えとなるのであまりお得にはならないので、利用しないケースが多くなっています。

おまとめローンには注意すべきことあり

契約途中でおまとめローンの利用停止、といった処分がされてしまうことがあります。

おまとめローンは複数の借金を一本化することを指しています。金利などが低くなることにより、債務を減らせるのですがその後にちょっとした成約があります。

実はおまとめローン利用後は新たなローンに一時的に申し込みができなくなることがあるのです。これは業者によっても対応が分かれるところですが、新しいローンを契約されてしまうとおまとめを受け入れた側としては当然リスクがアップしてしまいます。そこでおまとめローンの利用停止、といった処分を規約に明記しているとところも少なくありません。

仮に利用規約に抵触してしまうようなことがあると、返済途中であったとしても完済を求められてしまします。一括返済なんてしようと思ってもできるものではありませんよね。

おまとめローンの利用中に他の業者のローンを利用したばかりに、破産してしまった、なんてことになったら後悔して遅いです。必ず利用規約はチェックする癖をつけましょう。

おまとめローンと借り換えローンと総量規制の関係性

 おまとめローンと総量規制・・・対象外
 借り換えローンと総量規制・・・対象外

どちらも総量規制の対象外です。
年収の3分の1以上の借金でも利用できるので、高額の借り換えやおまとめも可能ですよ。

ファクタリング 2019.02.19

不動産担保ローンによる資金調達のメリットとは?

一般的な事業資金融資を利用するよりも比較的審査難易度が低いとされているのが不動産担保ローンです。業績と言うよりは不動産の価値が重要視されるので、担保の内容によっては比較的簡単に融資が受けられる、とのメリットがあります。

では実際に不動産担保ローンを利用して資金調達メリットとはどのようなものがあるのでしょうか?
より詳しく不動産担保ローンの利点を把握したい、という方は必見です。

不動産担保ローンのメリットその1|返済期間を長く設定できる

 通常の融資の返済期間・・・1年から5年程度
 不動産担保ローンの返済期間・・・10年から最長35年も可能

一般的な融資による資金調達の場合は、基本的に数年以内に換算しなければなりません。長期間で返済する、といったことには対応してもらえないので返済の負担、というものがどうしても大きくなりがちなのです。

一方で不動産担保ローンに関しては、10年以上の返済も可能です。15年や20年にも対応している業者もあり、中には35年もの長期間の返済を認めてくれるところも。

もちろん不動産担保ローンの場合は高額の借り入れとなることが多いので、返済期間が長くなければ対応できませんよね。数千万円から数億円の借り入れになることもあるのです。

しかし業者側としては、返済期間が長くなればなるほどリスクは高くなるもの。返済中に融資先の企業の業績が悪化して倒産してしまうかもしれません。倒産されてしまえば回収もままなりません。

ではなぜ不動産担保ローンは返済期間を長く設定してもらえるのでしょうか?
それは担保があるからです。

業者側としては返済中に仮に倒産されてしまったとしても、担保によって回収できます。そういったときのための担保なのです。

不動産担保ローンのメリットその2|比較的低金利である

 ノンバンクの一般的なローンの金利・・・年10.0%から18.0%程度
 ノンバンクの不動産担保ローンの金利・・・年数%から10.0%程度

ノンバンクと銀行では金利に大きな開きがあるので、ここはノンバンクの金利を比較してみました。

基本的に担保型ローンのほうが金利は有利に設定されています。無担保ローンを利用するよりも低金利で利用できるので、返済を楽にできる、といったメリットが不動産担保ローンにはあるのです。

しかし不動産担保ローンの金利は企業向け融資としてはそれほど有利とは言えません。

銀行融資であれば無担保であったとしても年1.0%から5.0%程度で貸し付けてくれることはあります。日本政策金融公庫の融資制度であれば、さらに低金利であり年1.0%から3.0%で対応してもらえるのです。

不動産担保ローンお金利が最低というわけではないので、その点は留意しておく必要がありますよ。
あくまで無担保型の融資よりは低金利、ということなのです。

不動産担保ローンのメリットその3|比較的審査難易度が低い

無担保型のローンと比較すると圧倒的に審査は甘くなります。
そもそも不動産担保ローンは、不動産という確実な価値のある担保がついているのです。

金融機関側としては

「倒産しても担保の不動産を売却して回収すればいいや」
「返済が滞ってしまえば不動産を売却して回収しよう」

と考えます。
要は金融機関側としては担保があることによって損失を被る可能性がかなり低くなるわけですね。

では無担保ローンで貸し倒れが起きたら金融機関はどうなるでしょうか?
かりに融資先に破産でもされてしまい、経営者にも自己破産をされてしまえば回収しようがありません。会社や経営者に財産が全くなければ1円も回収できない可能性が・・・。

無担保ローンで1億円の残額があれば1億円が損失となってしまします。

一方で価値が1億5,000万円の不動産担保がある場合には、その担保を売却して回収できます。もちろんいくらで売却できるかは不透明ですが、回収が全くできない、ということはありませんよね。一定額では売れるはずなのでリスクは低い、となるのです。

ファクタリング 2019.02.09

事業資金の借り換え審査の判断基準とは?

事業資金の借入を行っていると金利の高さが気になることもありますよね。金利が高ければ返済総額も高くなってしまいますし、毎月の返済の負担も重くなります。しかし借り換えを実施すれば、それらの悩みが解消することも。

実際に多くの企業が借り換えをおこなって返済の負担を軽くしています。しかし借り換えについては、必ず審査が行われてその上で判断されることに。
要は審査を突破しなければ借り換えは利用できないのです。

では事業資金の借り換えの審査基準はどうなっているのでしょうか?
確実に借り換えを実施したい、というかたは必見です。

返済が滞った経験の有無

 返済が滞った経験あり・・・借り換えは難しい
 返済が滞った経験無し・・・借り換えできる可能性が高い

借り換えの審査で重要視されるのが返済実績です。確実に返済ができている、という状況であれば滞納してもらえる可能性が極めて高いのは事実。

一方で返済が滞った経験があるのであれば、返済能力に疑問符がついてしまいます。借り換え後にも返済ができなくなる可能性が高いので、評価を引き下げられてしまうことに。

ただ返済が滞った経験が少ないのであれば問題視されないケースも。1回程度であれば、問題なく審査に通してもらえる可能性があります。

また返済の遅れに関しては過去のものであれば問題視されないことも。近年のものだけクローズアップされる傾向にあるので、5年前や10年前のものは気にしなくてOKです。

返済の進み具合について

 返済を始めたばかりである・・・借り換えは難しい
 返済が進んで半分程度まで借金が減ってきている・・・借り換えできる可能性が高い

返済が始まったばかりは借り入れが難しいです。
返済実績にかかわる項目でもあるので、厳しく判定される可能性があるのです。

返済が進み、借入額が半分程度まで下がってきているのであれば審査に通る可能性が高いです。よってある程度、返済を進めてから申し込みを行う、ということがおすすめ。

一方で借り入れたばかりで返済がほとんど進んでいないうちに申し込みを行うのは危険ですよ。

税金の支払いの状況について

 税金未納状態である・・・借り換えは難しい
 税金を支払っている・・・借り換えできる可能性が高い

税金の支払状況も借り換えでは判断材料にされます。
税金を支払えていない、いわゆる未納状態であると審査は極めて厳しくなってしまうのです。返済能力がない、と判断されてしまうことになりますからね。

税金も支払えないほど資金繰りが悪いということは、借り換え後に返済がされないのではないか、といったことも業者側は考えてしまうもの。

税金は支払っている状態にして、借り換えに申し込みを行ってください。

・ファクタリングなら問題なし

企業の資金調達の一つにファクタリングがあります。売掛金を売却するものですが、そちらであれば税金が未納であっても利用できるので安心してくださいね。審査では売掛先の業績のほうが重要視されるのです。

税金が未納でもどうしても資金調達したい場合にはファクタリングを利用しましょう。

返済の見込みについて

 返済のシミュレーションができていない・・・借り換えは難しい
 返済のシミュレーションができている・・・借り換えできる可能性が高い

返済シミュレーションは、借り換え後の返済に対応できるかをチェックするものです。新たに設定される返済額に対応できるのか、ということは必ず調べておかなければなりません。何も考えずに借り換えだけを先行させてもロクな事はありませんよ。

業者側も客観性のある返済シミュレーションを求めてきます。絵に描いた餅のような返済シミュレーションは厳禁ですよ。

ファクタリング 2019.02.06

ファクタリングと貸金業は異なる?どう違うのか

そこでここでは、ファクタリングはなぜ貸金業登録が不要なのか、その理由や貸金業と異なる点などをご説明させていただきます。

貸金業とは?

貸金業とはノンバンク、つまりは銀行ではない信用供与(消費者金融)などの業務を指します。
一時期、返済が困難なほどお金を借りる多重債務者が増加し社会問題となったことがきっかけとなり、平成18年に現在の「貸金業法」がつくられました。

貸金業には「裁量規定」や「上限金利」などの決まりがあります。貸付できる金額や、設定できる金利に上限があるのです。
また、貸金業法は大前提として、『貸金事業者間と個人の取引(BtoC)を想定した法令』となっています。

ファクタリングとは

ファクタリングとはファクタリング業者が利用者の売掛債権を買い取り、素早く現金化するサービスです。
取引方法には「2社間取引」と「3社間取引」の2種類があり、3社間の場合は取引先へ債権譲渡の通知を行うこととなります。

また、貸し金業のように利息が発生する事はないですが、取引が成立すれば取引手数料が発生します。

ファクタリングに貸金業登録が不要な理由

一見すると貸金業法に引っかかってしまいそうなファクタリングですが、実際にはそうではありません。
なぜならば、貸金事業者と個人で取引(BtoC)をする貸金業に対し、ファクタリングは事業者間(BtoB)で取引を行うためです。

よって、基本的にファクタリング業者は、貸金業登録をしていなくとも問題なく事業を行なうことができるのです。

貸金業登録が必要となるケース

通常は貸金業登録が不要なファクタリングですが、場合によっては例外もあります。
例えば、「担保」や「保証人」を求められるケースです。

担保や保証人が契約に入って来るとそれは「貸金業」に該当してしまうため、結果的に貸金業許可が必要となってしまうのです。

ファクタリング業者の中には、未回収リスクを軽減するために担保や保証人を求めるところもあります。
しかし、実際に貸金業登録を取っている業者は少なく、また許可なしで担保や保証人を取る契約は違法となってしまう可能性が高いため利用する側も注意しなくてはいけません。

利息と手数料

貸金業には利息制限法が定められているため、どれだけ高い利息でも15%~20%が上限となります。
しかし、ファクタリングの場合は際立った規制がないため、極端な話では50%といったような相場からかけ離れた手数料にも設定できるのです。

勿論、相場値を明らかに逸脱するような手数料を提示する悪徳業者はほんの一握りですが、「初めてファクタリングを利用する」という方は特に気をつけておいたほうがいいでしょう。

貸し金業許可の有無を確認する

ファクタリングを利用する際に、もし業者から担保や保証人を求められた場合にはその相手が貸金業許可を持っているか確認を行いましょう。
知らないうちに、違法性のある契約をしていたら大変です。

また、貸金業許可の有無は公式サイトに記載されているケースがほとんどです。
もし見当たらない場合には、直接問い合わせをしてしっかりと確認しておきましょう。

ファクタリングを利用する上で注意すべき事

ファクタリングは事業者間で債権を取引し、現金化します。よって貸金業とは異なるため、貸金業許可も必要ありません。

ただし、担保や保証人を求められた際には貸金業法に触れる可能性もあります。よって、その場合には貸金業許可の有無を確認しましょう。

また、逆に言えばファクタリングには貸金業法のように特別な規制がないため、「取引手数料額が業者によって異なる」という特徴も持っています。

ですので実際にファクタリングを利用する場合には、相場通りか、もしくはそれを下回る手数料を提示する優良業者を選択することをおすすめします!

ビジネスローン 2019.02.06

3つの消費者金融系ビジネスローンの特徴とは?|SMBCモビット・プロミス・アイフル

消費者金融は何も個人に対してのみ貸付を行っているわけではありません。
特に大手に関しては事業者向けのローンも実施しているのです。

こちらでは

 SMBCモビット
 プロミス
 アイフル

の3つの消費者金融が行っているビジネスローンについてお伝えします。
それぞれのビジネスローンはどのような特徴があるのでしょうか?

SMBCモビットのビジネスローンの特徴とは?

・高額な貸出にも対応!

SMBCモビットであれば、最高で800万円の貸し出しも可能です。

消費者金融の貸し出し額に関しては、中小になると50万円や100万円というケースも珍しくありません。しかしSMBCモビットは大手の消費者金融なので高額の貸し出しにも対応しているわけです。500万円以上の融資を受けた方もいます。

ただし融資額に関しては審査の上で決定されることなので、必ずしも高額の貸し出しがされるわけではありません。

最低貸し出し額は1万円なので、数万円の貸し出しに限定されてしまう恐れもありますよ。

・年齢条件と金利について

 年齢条件・・・20歳から69歳まで
 金利(実質年率)・・・3.0%から18.0%

年齢については比較的幅広く対応しています。60代まではカバーしてくれているのです。

金利は3.0%と低い設定がされる可能性もありますが、限度額に強い影響を受けることになります。高い限度額設定だと低い有利な金利になりますが、少額貸し出しの場合は18.0%に近い金利設定になるので注意しましょう。

プロミスの事業者カードローンの特徴とは?

・限度額は?

1万円から300万円までの設定となっています。
自業者向けのローンではありますが、比較的少額の貸し出ししか行われて負いません。設備投資などの大きな資金を借り入れるのにはあまり適していないのです。

少しでも高い融資をしてもらうためには、経営者の個人信用情報などが大きく影響してくるので注意してくださいね。

・有資金使途とは?

事業者向けのローンではありますが、使途については限定されていません。
生計費と事業融資の併用が認められている珍しいビジネスローンなんです。

何も運転資金としてしか利用できないわけではありませんよね。ちょっとした飲食代金に利用することだってできるわけ。

・金利と年齢条件について

 金利(実質年率)・・・6.3%から17.8%
 年齢・・・20歳から65歳まで

金利については最高実質年率が17.8%と若干有利に設定されています。
最低実質年率の6.3%に関しては、簡単に設定されるわけではありません。基本的に最高貸し出し金額の300万円ほどの限度額設定にならないければ難しいです。

アイフルの事業サポートローンの特徴とは?

・限度額は?

法人経営者であれば最高300万円までとなっています。
個人事業主である場合には250万円までとなっています。

小額の融資が主体となっていますが、じつはアイフルにはもう一つ事業向けローンが用意されています。「不動産担保ローン 事業サポートプラン」です。そちらのローンであれば、不動産の価値にもよりますが最高1億円までの融資が受けられますよ。設備投資資金としても利用可能です。

事業サポートローンは担保が不要なので、気軽に利用できるタイプのビジネスローンです。

・金利と年齢条件について

 金利(実質年率)・・・12.775%から18.0%
 年齢・・・20歳以上

大手消費者金融系のビジネスローンとしてはかなり高い金利設定となっています。最低実質年率でも12.775%なので腰が引ける方もいるかも知れません。通常の個人向けローンと基本的に大きな違いはありません。

年齢条件については20歳以上となっています。上限年齢は設定されていますが。高齢になると審査は厳しくなるので注意してくださいね。

ノンバンク 2019.02.06

ノンバンクのビジネスローンを利用するデメリット3つ!

ノンバンクのビジネスローンには最短即日融資にも対応しているなどのメリットもあります。審査難易度が低い、ということも知られており、利用するハードルが若干低くなっていますよね。

だからといって借金をすることにはかわりありません。デメリットもいくつかあるので、それらを把握した上で利用するかを判断しなければならないわけです。

こちらではノンバンクのビジネスローンのデメリットについてお伝えしますね。

ノンバンクのビジネスローンのデメリット1つ目|ヤミ金が紛れ込んでいることも

・安全性に問題あり

銀行であれば、基本的にまっとうな営業を行っています。法外な金利で貸し付けてくるような心配はありません。

しかしノンバンクのビジネスローンに関しては、すべてがまっとうな業者とは限りません。巧妙にヤミ金が紛れ込んでいます。そのような悪徳業者を利用してしまわないように気をつけなければなりません。

・ヤミ金であるかの判断基準とは?

もっとも確実なのが金融庁のサイトで貸金業登録を確認することです。
業者名などで検索を行ってください。もしも検索で問題がなければ、その業者は貸金業者として登録している、ということになります。ヤミ金ではありません。

他にも住所や電話番号、更にはホームページの有無などで確認する方法もあります。ヤミ金は存在を消したいと思っているので、住所や電話番号、さらにはホームページなどを公開していないことが多いのです。公開していればヤミ金ではない確率が高まります。

口コミをネット検索しても良いでしょう。
利用者の実際の体験談を参考にするわけです。
すべての口コミが信頼できるわけではありませんが、一定の参考になることは確かです。

ノンバンクのビジネスローンのデメリット2つ目|金利が高く設定されている

・年利10%を超えることが当たり前

ノンバンクのビジネスローンの問題点として金利があります。
金利が極めて高く設定されているので、借りたよりもかなり高額な返済をしていかなければなりません。

銀行融資であれば10%を超えるようなことはほとんどありません。
企業向けの銀行融資ともなると5%未満は当たり前で、条件が良ければ年1%から2%程度で貸し出してくれるのです。

一方でノンバンクのビジネスローンに関しては、年利で15%や18%になることも少なくありません。短期間で返済できればよいのですが、長期間で返済する場合には大きな負担になることに。

ちなみに金利の支払額は借金額と期間にかかってきます。よって繰り上げ返済をうまく活用しましょう。
余裕があるときは多めに返済をしておくと、それだけ返済が楽になります。途中で一括返済しても構いませんよ。

ノンバンクのビジネスローンのデメリット3つ目|限度額が低く設定されている

・高額の借り入れは難しい

ノンバンクのビジネスローンに関しては、基本的に少額の貸し出しがメインとなっています。1,000万円を超えるような大きな貸し出しには対応していないことがほとんどなのです。

中には数十万円にしか対応してくれないノンバンクもあり、高額の融資には適していません。

あなたの借入希望額によってはノンバンクを利用しないほうが良い、ということに。もちろん小額の融資を希望しているのであればノンバンクはおすすめですよ。

・ノンバンクから高額の借り入れをする方法はあるのか?

不動産担保型のビジネスローンを利用しましょう。

不動産の価値によっては高額の借り入れができる可能性があるのです。
もちろん不動産の価値が低く判定されてしまう場合には高額の借り入れはできません。担保価値による部分が大きいわけですが、数千万円程度の借り入れができる可能性はありますよ。

ノンバンク 2019.02.06

ノンバンクのビジネスローンを利用するメリット3つ!

事業の資金調達先としてノンバンクのビジネスローンを避けている方も多いのではありませんか?ノンバンクといえば高額の利用ができないイメージもありますよね。金利が高い、といった印象もあるでしょう。

しかしメリットが無いわけではありません。

こちらではノンバンクのビジネスローンを利用するメリットについて詳しく解説します

メリットを知ることで利用したくなるかもしれませんよ。
利用するかしないかの判断はメリットを知ってからでも遅くはないのです。

ノンバンクのビジネスローンのメリットその1|融資スピードが極めて早い

・最短即日融資も可能である

ノンバンクのビジネスローンの最大のメリットと言ってもよいのが、申し込みから融資のスピードまでのスピードです。最短即日融資も可能なので、早急に資金調達したいときにも対応できるわけです

そこで知りたくなるのは、なぜノンバンクのビジネスローンは融資スピードが早いのか、という部分でしょう。
ノンバンクの融資スピードが早いのにはいくつかの理由があります。

 スコアリング審査を導入している
 必要書類が少ない
 無担保融資のケースが多い
 審査難易度が低い

審査については情報を数値化してしまいます(スコアリング審査)。その数字である程度の当落を決定しているのです。機械的に審査をしているので、時間はかかりません。

必要書類の少なさにも注目しましょう。銀行融資などと比較すると用意しなければならない書類が圧倒的に少ないのです。確認書類が少ないので、審査にも当然時間がかかりません。

ノンバンクのビジネスローンの中には無担保のものも多くあります。無担保であれば担保商品などを確認する必要もないので、それだけ時間短縮になります。

審査難易度も融資スピードには関わります。審査難易度は銀行融資と比較しても低く設定されているので、時間を掛けずに済むわけです。

ノンバンクのビジネスローンのメリットその2|選択肢が多い

・ノンバンクのビジネスローンは多種多様である

ノンバンクと一言で言っても様々なところがあります。

 消費者金融
 信販業者
 街金
 ビジネスローン専門業者

数多くの業者があるので、金利条件であったり貸し出し条件であったりなどが異なっています。要は自身にマッチした条件の借り入れがしやすい、といった特徴があるわけです。

選択肢が少なければ、比較検討さえできないかもしれませんよね。しかしノンバンクのビジネスローンであれば、さまざまな業者を比較検討して、より良い条件の業者を探すことも可能ですよ。

ノンバンクだからといって全てが少額の貸出しか行っていないわけではありません。不動産担保型であるとか有価証券担保型であれば、担保の評価額が高ければ高額の資金調達ができるチャンスもあるわけ。

業者の数が多いだけではなく商品の数も多い、ということは理解しておきましょう。

ノンバンクのビジネスローンのメリットその3|柔軟な審査を行っている

 赤字企業でも利用可能
 税金を滞納中であったとしても利用可能
 債務超過であったとしても利用可能

審査の厳しい銀行であれば、赤字で利用できないこともあります。税金を滞納しているだけで審査を落とされることもあり、債務超過が足かせとなって貸し出しを拒否される恐れだってあるわけです。

しかしノンバンクのビジネスローンに関しては、基本的に銀行の融資が難しい会社が利用することが多いです。よって審査難易度については基本的に引き下げられており、個別に柔軟対応してくれます。

もちろん赤字が影響して審査落ちになることもあるでしょう。しかし一律で足切りのようなことはしてきません。赤字でも審査してくれますし、税金を滞納中でも審査してくれますよ。

ファクタリング 2019.02.06

建設業者にファクタリングがおすすめである理由

ファクタリングがおすすめな業界があることは知っているでしょうか?
資金調達法は様々ありますが、どの会社にもおすすめの資金調達というものは存在しません。その会社の状況によって適切な資金調達法が異なっているわけです。

こちらでは建設業者とファクタリングの関係性について解説します。

実は建設業者にはファクタリングによる資金調達がおすすめです。実際に多くの建設業者がファクタリングによる資金調達を行っています。

なぜ建設業者とファクタリングは相性が良いのでしょうか?

支払いサイトが長い!

建設業者ですが、基本的に下請けとなると入金までにはどうしても時間がかかってしまいます。通常の売掛金は30日から60日以内には入金されてきますよね。長くても2カ月以内には売掛金が入ってくることに。

しかし建設業者は長いと6ヶ月後の入金になってしまうこともあります。
もちろんその6ヶ月間には経費の支払いも行わなければなりません。資金がショートしやすい業界なのです。

そこで出番になるのがファクタリングです。
ファクタリングであれば、入金が先にある売掛金を最短即日現金化できます。直近に迫った資金繰りの悪化を避けられるわけです。

支払いサイトが長い、ということの解決策にもなりますよ。

ちなみに建設業者の取引先ですが、実は売掛金の売却であるファクタリングに理解を示してくれているところが多いのです。よって手数料率が低く設定されている3社間ファクタリングが利用しやすい、とのメリットがありますよ。

取引額が高額になりやすいから

小売業であれば、1回あたりの取引額は少額です。
ですから1件や2件の売掛金の入金が遅れたとしても資金繰りに大きな影響を与えないことが少なくありません。

しかし建設業の取引額はどうでしょうか?
たとえば住宅を1件仕上げるにしても1,000万円や2,000万円といった金額が動くことになります。マンションやビル1棟となると、億単位のお金が動くことになります。1件あたりの取引額がとにかく大きいのが建設業者の特徴です。

取引額が大きいということは、経費も比例して大きくなります。大きな工事には多くの人材が必要ですよね。人件費も高く付いてしまいます。大きな工事になれば材料費も高くなりますし、機材のレンタルなどを行うと、レンタル代金もかさみます。

それらのコストも工事中は対処していかなければなりません。大きな資金を確保するのは困難です。黒字であったとしても出ていくお金のほうが大きい、といった自体に陥りやすいわけ。だからこそ売上金の入金を前倒しできるファクタリングとの相性が良いんですよ。

工期が長いから

建設業者ですが、1つの建設業務にもかなりの工期がかかる場合があります。
一般的な住宅であったとしても、2ヶ月や3カ月かかってしまうこともありますよね。大規模な工事となるともっと時間がかかってしまいます。

売上金については工期が終わってから支払われることも建設業界では少なくありません。工期が長いということはそれだけ売上金が入ってくるまでに時間がかかってしまう、ということになります。

もちろん工期が1年や2年といったものは、分割して途中から支払われることになるでしょう。しかし工期の長さが入金サイトに大きな影響を与えていることは事実です。

特に大規模な工事の下請け業者に関しては、入金が後回しにされがちです。工期の長さが影響して不渡りを出してしまうところもあるほど。

不渡りを出してしまえば事実上の倒産となってしまいます。数ヶ月経てば売上金が入ってくるのにそれまで我慢できなくて倒産してしまう、というのは避けなければなりません。ファクタリングを有効活用して資金のショートを防ぎましょう。

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