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ビジネスローン 2019.02.06

3つの消費者金融系ビジネスローンの特徴とは?|SMBCモビット・プロミス・アイフル

消費者金融は何も個人に対してのみ貸付を行っているわけではありません。
特に大手に関しては事業者向けのローンも実施しているのです。

こちらでは

 SMBCモビット
 プロミス
 アイフル

の3つの消費者金融が行っているビジネスローンについてお伝えします。
それぞれのビジネスローンはどのような特徴があるのでしょうか?

SMBCモビットのビジネスローンの特徴とは?

・高額な貸出にも対応!

SMBCモビットであれば、最高で800万円の貸し出しも可能です。

消費者金融の貸し出し額に関しては、中小になると50万円や100万円というケースも珍しくありません。しかしSMBCモビットは大手の消費者金融なので高額の貸し出しにも対応しているわけです。500万円以上の融資を受けた方もいます。

ただし融資額に関しては審査の上で決定されることなので、必ずしも高額の貸し出しがされるわけではありません。

最低貸し出し額は1万円なので、数万円の貸し出しに限定されてしまう恐れもありますよ。

・年齢条件と金利について

 年齢条件・・・20歳から69歳まで
 金利(実質年率)・・・3.0%から18.0%

年齢については比較的幅広く対応しています。60代まではカバーしてくれているのです。

金利は3.0%と低い設定がされる可能性もありますが、限度額に強い影響を受けることになります。高い限度額設定だと低い有利な金利になりますが、少額貸し出しの場合は18.0%に近い金利設定になるので注意しましょう。

プロミスの事業者カードローンの特徴とは?

・限度額は?

1万円から300万円までの設定となっています。
自業者向けのローンではありますが、比較的少額の貸し出ししか行われて負いません。設備投資などの大きな資金を借り入れるのにはあまり適していないのです。

少しでも高い融資をしてもらうためには、経営者の個人信用情報などが大きく影響してくるので注意してくださいね。

・有資金使途とは?

事業者向けのローンではありますが、使途については限定されていません。
生計費と事業融資の併用が認められている珍しいビジネスローンなんです。

何も運転資金としてしか利用できないわけではありませんよね。ちょっとした飲食代金に利用することだってできるわけ。

・金利と年齢条件について

 金利(実質年率)・・・6.3%から17.8%
 年齢・・・20歳から65歳まで

金利については最高実質年率が17.8%と若干有利に設定されています。
最低実質年率の6.3%に関しては、簡単に設定されるわけではありません。基本的に最高貸し出し金額の300万円ほどの限度額設定にならないければ難しいです。

アイフルの事業サポートローンの特徴とは?

・限度額は?

法人経営者であれば最高300万円までとなっています。
個人事業主である場合には250万円までとなっています。

小額の融資が主体となっていますが、じつはアイフルにはもう一つ事業向けローンが用意されています。「不動産担保ローン 事業サポートプラン」です。そちらのローンであれば、不動産の価値にもよりますが最高1億円までの融資が受けられますよ。設備投資資金としても利用可能です。

事業サポートローンは担保が不要なので、気軽に利用できるタイプのビジネスローンです。

・金利と年齢条件について

 金利(実質年率)・・・12.775%から18.0%
 年齢・・・20歳以上

大手消費者金融系のビジネスローンとしてはかなり高い金利設定となっています。最低実質年率でも12.775%なので腰が引ける方もいるかも知れません。通常の個人向けローンと基本的に大きな違いはありません。

年齢条件については20歳以上となっています。上限年齢は設定されていますが。高齢になると審査は厳しくなるので注意してくださいね。

ノンバンク 2019.02.06

ノンバンクのビジネスローンを利用するデメリット3つ!

ノンバンクのビジネスローンには最短即日融資にも対応しているなどのメリットもあります。審査難易度が低い、ということも知られており、利用するハードルが若干低くなっていますよね。

だからといって借金をすることにはかわりありません。デメリットもいくつかあるので、それらを把握した上で利用するかを判断しなければならないわけです。

こちらではノンバンクのビジネスローンのデメリットについてお伝えしますね。

ノンバンクのビジネスローンのデメリット1つ目|ヤミ金が紛れ込んでいることも

・安全性に問題あり

銀行であれば、基本的にまっとうな営業を行っています。法外な金利で貸し付けてくるような心配はありません。

しかしノンバンクのビジネスローンに関しては、すべてがまっとうな業者とは限りません。巧妙にヤミ金が紛れ込んでいます。そのような悪徳業者を利用してしまわないように気をつけなければなりません。

・ヤミ金であるかの判断基準とは?

もっとも確実なのが金融庁のサイトで貸金業登録を確認することです。
業者名などで検索を行ってください。もしも検索で問題がなければ、その業者は貸金業者として登録している、ということになります。ヤミ金ではありません。

他にも住所や電話番号、更にはホームページの有無などで確認する方法もあります。ヤミ金は存在を消したいと思っているので、住所や電話番号、さらにはホームページなどを公開していないことが多いのです。公開していればヤミ金ではない確率が高まります。

口コミをネット検索しても良いでしょう。
利用者の実際の体験談を参考にするわけです。
すべての口コミが信頼できるわけではありませんが、一定の参考になることは確かです。

ノンバンクのビジネスローンのデメリット2つ目|金利が高く設定されている

・年利10%を超えることが当たり前

ノンバンクのビジネスローンの問題点として金利があります。
金利が極めて高く設定されているので、借りたよりもかなり高額な返済をしていかなければなりません。

銀行融資であれば10%を超えるようなことはほとんどありません。
企業向けの銀行融資ともなると5%未満は当たり前で、条件が良ければ年1%から2%程度で貸し出してくれるのです。

一方でノンバンクのビジネスローンに関しては、年利で15%や18%になることも少なくありません。短期間で返済できればよいのですが、長期間で返済する場合には大きな負担になることに。

ちなみに金利の支払額は借金額と期間にかかってきます。よって繰り上げ返済をうまく活用しましょう。
余裕があるときは多めに返済をしておくと、それだけ返済が楽になります。途中で一括返済しても構いませんよ。

ノンバンクのビジネスローンのデメリット3つ目|限度額が低く設定されている

・高額の借り入れは難しい

ノンバンクのビジネスローンに関しては、基本的に少額の貸し出しがメインとなっています。1,000万円を超えるような大きな貸し出しには対応していないことがほとんどなのです。

中には数十万円にしか対応してくれないノンバンクもあり、高額の融資には適していません。

あなたの借入希望額によってはノンバンクを利用しないほうが良い、ということに。もちろん小額の融資を希望しているのであればノンバンクはおすすめですよ。

・ノンバンクから高額の借り入れをする方法はあるのか?

不動産担保型のビジネスローンを利用しましょう。

不動産の価値によっては高額の借り入れができる可能性があるのです。
もちろん不動産の価値が低く判定されてしまう場合には高額の借り入れはできません。担保価値による部分が大きいわけですが、数千万円程度の借り入れができる可能性はありますよ。

ノンバンク 2019.02.06

ノンバンクのビジネスローンを利用するメリット3つ!

事業の資金調達先としてノンバンクのビジネスローンを避けている方も多いのではありませんか?ノンバンクといえば高額の利用ができないイメージもありますよね。金利が高い、といった印象もあるでしょう。

しかしメリットが無いわけではありません。

こちらではノンバンクのビジネスローンを利用するメリットについて詳しく解説します

メリットを知ることで利用したくなるかもしれませんよ。
利用するかしないかの判断はメリットを知ってからでも遅くはないのです。

ノンバンクのビジネスローンのメリットその1|融資スピードが極めて早い

・最短即日融資も可能である

ノンバンクのビジネスローンの最大のメリットと言ってもよいのが、申し込みから融資のスピードまでのスピードです。最短即日融資も可能なので、早急に資金調達したいときにも対応できるわけです

そこで知りたくなるのは、なぜノンバンクのビジネスローンは融資スピードが早いのか、という部分でしょう。
ノンバンクの融資スピードが早いのにはいくつかの理由があります。

 スコアリング審査を導入している
 必要書類が少ない
 無担保融資のケースが多い
 審査難易度が低い

審査については情報を数値化してしまいます(スコアリング審査)。その数字である程度の当落を決定しているのです。機械的に審査をしているので、時間はかかりません。

必要書類の少なさにも注目しましょう。銀行融資などと比較すると用意しなければならない書類が圧倒的に少ないのです。確認書類が少ないので、審査にも当然時間がかかりません。

ノンバンクのビジネスローンの中には無担保のものも多くあります。無担保であれば担保商品などを確認する必要もないので、それだけ時間短縮になります。

審査難易度も融資スピードには関わります。審査難易度は銀行融資と比較しても低く設定されているので、時間を掛けずに済むわけです。

ノンバンクのビジネスローンのメリットその2|選択肢が多い

・ノンバンクのビジネスローンは多種多様である

ノンバンクと一言で言っても様々なところがあります。

 消費者金融
 信販業者
 街金
 ビジネスローン専門業者

数多くの業者があるので、金利条件であったり貸し出し条件であったりなどが異なっています。要は自身にマッチした条件の借り入れがしやすい、といった特徴があるわけです。

選択肢が少なければ、比較検討さえできないかもしれませんよね。しかしノンバンクのビジネスローンであれば、さまざまな業者を比較検討して、より良い条件の業者を探すことも可能ですよ。

ノンバンクだからといって全てが少額の貸出しか行っていないわけではありません。不動産担保型であるとか有価証券担保型であれば、担保の評価額が高ければ高額の資金調達ができるチャンスもあるわけ。

業者の数が多いだけではなく商品の数も多い、ということは理解しておきましょう。

ノンバンクのビジネスローンのメリットその3|柔軟な審査を行っている

 赤字企業でも利用可能
 税金を滞納中であったとしても利用可能
 債務超過であったとしても利用可能

審査の厳しい銀行であれば、赤字で利用できないこともあります。税金を滞納しているだけで審査を落とされることもあり、債務超過が足かせとなって貸し出しを拒否される恐れだってあるわけです。

しかしノンバンクのビジネスローンに関しては、基本的に銀行の融資が難しい会社が利用することが多いです。よって審査難易度については基本的に引き下げられており、個別に柔軟対応してくれます。

もちろん赤字が影響して審査落ちになることもあるでしょう。しかし一律で足切りのようなことはしてきません。赤字でも審査してくれますし、税金を滞納中でも審査してくれますよ。

ノンバンク 2019.02.06

ノンバンクのビジネスローンの利用事例3つ!

最も多くの事業者が資金調達をするために利用しているのが「ノンバンクのビジネスローン」です。気軽に利用できる、といったメリットがあるからです。しかし金利の高さなどのデメリットもあるので注意してくださいね。

こちらではノンバンクのビジネスローンの利用事例について紹介します。実際にどのようなことにビジネスローンが利用されているのでしょうか?

利用事例を知ることで、自身の利用方法が適切であるか確認することも大事ですよ。

ノンバンクのビジネスローン利用事例1つ目|保証枠外で新たな融資が不可!機会の修理費用として200万円の融資を受けた事例

ある事業者ですが、信用保証付きの融資を受けて運転資金を調達してきました。
総借入高は3,000万円ということでかなり高額まで借り入れてしまったのです。

そんな状況のときに、会社で利用している機械設備が壊れてしましました。その機会が故障したままになってしまうと、生産ラインが止まってしまい商売になりません。そこで修理を依頼することにしたのですが、修理費用の見積もりを出してもらうと200万円。

それだけ高額の費用は自社だけでは賄えそうもないのでいつも利用している金融機関に対して融資を依頼したのです。しかしすでに3,000万円借り入れていることもあり、保証枠の限度額まで到達しており、新たな借入は不可、と伝えられてしまいました。

困ってしまったわけですが、そこでノンバンクのビジネスローンを利用することにしたのです。補償枠などは関係なく200万円の新たな借り入れに成功しました。

機会はすぐに修理され、製造ラインも正常に戻ったのです。現在では厳しいながらも返済については滞りなく行えています。

ノンバンクのビジネスローン利用事例2つ目|起業資金として300万円を調達した事例

ある方ですが、長年勤めた会社を退職し独立しようと思っていました。
コンピューター関連の事業を立ち上げようとしていたのです。

今までの蓄えを事業資金としようとしてのですが、足りないことが判明。しかし資金調達をしようにも事業をまだ行っていないので、なかなか借り入れできるところが見つからないのです。

※企業としての実績がないと基本的には借り入れはできません。

もちろん個人として借り入れる方法もあります。しかしその場合は総量規制が関わってきてしまいますよね。年収の3分の1までしか借りられないわけです。
こちらの方は300万円の融資を希望しているわけですが、現在の年収は500万円なので全く足りません。

そこでこちらの方はノンバンクのビジネスローンを利用することになりました。ノンバンクのビジネスローンも創業してからの期間なども審査には関わります。しかし自宅を担保に入れることで300万円の資金調達が問題なく行えたのです。

念願の起業もでき、現在では販路拡大のために忙しい日々を過ごしています。

ノンバンクのビジネスローン利用事例3つ目|燃料費急騰に対処するために利用

運送業を行っている事業者の事例ですが、ある時、軽油価格が一気にアップしてしまいました。その影響で資金がショートしかけてしまったのです。

だからといってすぐに運送費を上乗せすることもできません。このままではいつか資金がショートして破綻してしまうかもしれません。

銀行からの融資も考えてみましたが、赤字決算を指摘され拒否されてしまいました。
そこで申し込んだのがノンバンクのビジネスローンです。

ノンバンクのビジネスローンであれば多少の赤字決算であったとしても借り入れできるチャンスがあります。こちらの事業者は300万円の調達に成功。しかも申し込みの翌日に融資してもらえたのです。

スピード融資のおかげで燃料費の高騰にも問題なく対処できたわけです。

ビジネスローン 2019.02.05

ビジネスローンとファクタリングを比較その4|審査難易度の違い

資金調達をする上で、審査難易度は極めて重要です。
どんなに条件が良い資金調達法であったとしても、審査を突破できなければ意味がありませんよね。資金調達が出来ないわけですから。

こちらではビジネスローンとファクタリングの審査難易度を比較します。どちらのほうが審査難易度は高いのでしょうか?どちらのほうが審査難易度は低いのでしょうか?

過去に資金調達の審査に落ちてしまった経験がある、という方は必見です。

審査難易度はファクタリングのほうが低い!

審査難易度はビジネスローンよりもファクタリングのほうが低くなっています。

その理由として審査対象があります。

 ファクタリングの主な審査対象・・・売掛先
 ビジネスローンの審査対象・・・自社

「審査対象と審査難易度にどんな関係性があるの?」

実は審査対象と審査難易度は密接に関わっています。
そもそもなぜ資金調達の審査で落ちてしまうのでしょうか?

主な理由としてあげられるのが、「返済能力」です。売上が少なかったり利益が少なかったり債務超過に陥っていたりすると、返済能力がない、と判断されてしまいます。

その返済能力は自社のものですよね。あなたの会社の経営状況が悪いからこそ資金が必要になるわけ。さらに返済能力も低いとなれば、当然審査に落ちてしまいます。

しかしファクタリングは売掛金の売却です。売掛金を支払うのは自社ではありませんよね。取引先が支払います。よって自社の経営状況についてはあまり問題視されません。

 赤字である
 債務超過である
 資金がショート寸前である
 税金を滞納中である

自社が上記のような状況であったとしても、ファクタリングであれば利用できる可能性もあります。

ただし売掛先が上記のような状態であれば、ファクタリングは利用できませんよ。要は審査対象が異なるので、自社の状況が悪い時にはファクタリングの審査のほうが通りやすい、ということなのです。

ファクタリングの取引方法によっても審査難易度は異なる!

ファクタリングには2つの取引方法があります。

 2社間ファクタリング
 3社間ファクタリング

実は取引方法によって審査難易度が異なってきます。
2社間ファクタリングよりも3社間ファクタリングのほうが審査は易しいですよ。

では、なぜ3社間ファクタリングのほうが審査難易度は低いのでしょうか?

理由は売掛金の回収方法かかわっています。

 2社間ファクタリングの売掛金の回収方法・・・通常通りに自社に売掛金が振り込まれ、自社から業者へ振込
 3社間ファクタリングの売掛金の回収方法・・・ファクタリング業者に売掛先が直接振込

要は、2社間ファクタリングは自社が間に入ることに。一方で3社間ファクタリングは売掛金の回収に自社は関わりません。

ファクタリング業者としては、自分たちのみで回収できたほうが安心なのです。間に申し込み企業が入ってしまうと、売掛金が入金した時点で使い込まれてしまうかもしれません。そうなると回収が困難になってしまいます。

ちなみにファクタリングの手数料率にも取引方法による審査難易度の違いがあらわれていますよ。

 2社間ファクタリングの手数料率相場・・・10%から30%程度
 3社間ファクタリングの手数料率相場・・・1%から10%程度

3社間ファクタリングのほうが手数料率相場は低いのですが、要はそれだけリスクが低い、ということ。業者としてのリスクが低いからこそ、有利な手数料で対応してくれるわけです。

ビジネスローンは業者の種類によって審査難易度が異なる

 ノンバンクのビジネスローン・・・審査難易度が低い
 銀行のビジネスローン・・・審査難易度が高い

実は銀行のほうが有利な金利設定なのです。
貸し倒れリスクもあるので、銀行のビジネスローンは審査難易度が高くなっています。

ビジネスローン 2019.02.05

ビジネスローンとファクタリングを比較その2|貸し倒れリスクの違い

ビジネスローンとファクタリングによる資金調達は全く異なるものです。
ビジネスローンは融資であり、ファクタリングは売掛金の売却です。売却と融資は全く異なるものですよね。

異なるものであるからこそ、どちら利用したらいいのかで迷ってしまいます。実際に単純比較できない部分も多々あるわけです。

こちらではビジネスローンとファクタリングを貸し倒れリスクで比較します。売掛金には貸し倒れリスクが常にあるわけですが、ビジネスローン利用時はどうなるのでしょうか?ファクタリング利用時はどうなるのでしょうか?

ファクタリングであれば貸し倒れリスクがゼロ

ビジネスローンは融資です。売掛金は全く関係ないので、売掛金に貸し倒れが発生すれば損失が発生することに。予定していた入金がないとのことで、窮地に陥ってしまうことも考えられるのです。

ファクタリングに関しては売掛金を売却してしまいます。よって売却した売掛金が貸し倒れたとしても損失は一切ありません。

「ファクタリング業者から請求されるんじゃないの?」

不安に思っている方も多いのではありませんか?仮に売掛金が貸し倒れ状態になってしまえば、ファクタリング業者も困ってしまいます。利益が出ない状態になってしまいますよね。

しかしそもそもファクタリングは「償還請求権なし」の契約となっています。貸し倒れが発生したとしても自社が支払う必要はない、ということなのです。貸し倒れのリスクも承知した上でファクタリング業者は売掛金を購入しています。

貸し倒れが発生してもファクタリング業者は平気なの?

ファクタリング業者としても回収活動はしっかりと行います。
回収できなかった場合には、裁判などを実施し差し押さえなどで対処することもあるのです。全額回収できなかったとしても、一部の回収で対応することもありますよ。

一方でファクタリング業者は手数料を設定していますよね。実意はその手数料の中に貸し倒れ率を参入しているのです。売掛金は将来に支払われるものなので、入金は絶対ではありません。よってファクタリング業者も多少の貸し倒れは織り込み済みなのです。

たとえば貸し倒れ率が1.0%であれば、手数料率を1.0%加算すれば対応できますよね。業者としてもリスクには対応しているので。仮に対象の売掛金が貸し倒れてしまったとしても大丈夫です。

2社間取引のときはどうすればよいの?

2社間取引のケースでも貸し倒れに対応する必要はありません。

ファクタリングの3社間取引であれば、ファクタリング業者が直接売掛先から回収するので自社は何もしないでOKですよね。貸倒れが発生したとしても、自社で回収を行わなくて平気であることは、ファクタリングに詳しくない方でも何となく分かるでしょう。

注目しなければならないのが2社間取引です。
2社間取引は、通常どおりに自社に売掛金が入金されてきます。そして入金されてきた売掛金をファクタリング業者に振り込んで取引が完了となります。

よって2社間取引の場合は、「貸し倒れたら自社が代わりに支払わなければならないのでは?」と思っている方も少なくありません。

実は2社間取引で貸し倒れが発生しても、代わりに取り立てなどを実施する必要はありません。立て替えなくてもOKです。

2社間ファクタリング利用時に貸し倒れが発生したらファクタリング業者へ通知してください。そこからはファクタリング業者が代わりに取り立てることになります。自社が責任取らされることはありません。

貸し倒れ率が高い会社はファクタリングを利用しよう

売掛金の貸し倒れが多く発生している会社は、リスクを回避するためにもファクタリングを活用しましょう。
ファクタリングを利用すれば、貸し倒れ率を引き下げられます。会社の資金も確保しやすくなるわけです。

ビジネスローン 2019.02.05

ビジネスローンとファクタリングを比較その1|コストの違いを調べてみた

資金調達を行う時に真っ先に思い浮かぶのが融資でしょう。ビジネスローンの利用を計画している方も多いのではありませんか?

一方で最近注目されているのがファクタリングですよね。売掛金を活用した資金調達も積極的に行われ始めているのです。

こちらではビジネスローンとファクタリングの比較を実施します。特に多くの方が気にしているコストの違いについてお伝えしますね。ビジネスローンとファクタリングのコストはどちらのほうがオトクなのでしょうか?

コストは単純に比較できない!

一概にどちらのほうがお得、とは言い難いです。
そもそもファクタリングとビジネスローンのコストには大きな違いがあります。

 ファクタリングのコスト・・・手数料
 ビジネローンのコスト・・・利息

手数料については、1回きりかかってくるものですよね。
5,000円であれば最初に5,000円がかかるだけです。

一方で利息については期間にかかってきます。ローンの返済期間が長くなればなるほど、利息は大きく発生することに。要は手数料と違って、最終的にいくら発生するのかがわからない、といった状況になっているわけです。

単純比較が出来ないからといって、どちらのほうがオトクであるかを明らかにできないわけではありません。

実はビジネスローンの返済期間の長さによって、だいたいどちらの資金調達法のほうが有利であるかがわかるのです。

 ビジネスローンの返済期間が長い・・・ファクタリングのコストのほうが有利
 ビジネスローンの返済期間が短い・・・ビジネスローンのコストのほうが有利

なぜビジネスローンの返済期間がコストに大きな影響を与えるのでしょうか?

ビジネスローンの返済期間とコストの関係性

ビジネスローンの年利を10%だとします。
たとえば100万円の融資を受けるとして、1年後に一括返済をするとなると、利息は10万円ですよね。2年後に一括返済をするとなると20万円です。

要は返済期間が長くなればなるほど支払う利息金は増える、ということになります。

いっぽうでファクタリングは手数料率が10%であれば、最初にその10%が差し引かれた状態で入金されてきます。そもそもファクタリングは売掛金の売却なので利息といったものがありません。なので利息のようにかかるコストが途中で変化することもないのです。

だからこそビジネスローンの返済期間がコスト比較に大きな影響を与えます。基本的に1年間以内の返済で終わるのであれば、ビジネスローンのほうがコスト的には有利になります。

一方で返済期間が2年以上になってくると、ファクタリングのほうが有利になるケースも増えてきますよ。

コスト比較の前にコストが有利な業者を探そう

ファクタリングのコストとビジネスローンのコストを比較するのも大事かもしれません。
しかし業者によってコストの内容が大きく異なることも忘れてはなりません。

ファクタリングの手数料率は数%で済むこともあれば30%近くになることもあります。
ビジネスローンの利率も年10%から15%程度となっています。

有利なコストで資金調達を行いたいと思うのであれば、まずは複数の業者をリストアップしてください。その上で見積もりを受けてみるのです。手数料率や年利がどれくらいになるのかを確認し、その上で利用する業者を決定しましょう。

ただし時間がないときもあるでしょう。資金のショートまで時間的な猶予がない場合には、公式ホームページなどに掲載されている情報などを参考に比較した上で利用するところを決定するのもおすすめです。

ファクタリングの3社間取引に注目

ファクタリングの場合は2社間取引と3社間取引があります。
手数料に関しては圧倒的に3社間取引のほうが有利に設定されています。ビジネスローンよりも確実に有利です。手数料率は高かったとしても10%程度だからです。

どうしてもコストが低い資金調達を行うたいのであれば、ファクタリングの3社間取引を検討しましょう。

ビジネスローン 2019.02.05

ビジネスローンとファクタリングを比較その3|業者の安全性の違い

資金調達をする場合ですが、会社のことも考えてやはり安全なものを選択したいですよね。仮にヤミ金を利用してしまえば、利用前よりも資金難が悪化してしまうことも考えられるわけです。結果として倒産してしまうかもしれません。

こちらでは近年話題になっている資金調達法であるファクタリングとビジネスローンの業者の安全性を比較してみます。

ビジネスローン業者の方が安全性は高いのでしょうか?
ファクタリング業者の方が安全性は高いのでしょうか?

より安全性の高い資金調達を選択したい、という方は必見です。

安全性が高いのはビジネスローン業者!

一概にビジネスローン業者の方が安全性は高いとは言えませんが、法律による縛りがあるのです。一方でファクタリング業者には法律による縛りがありません。

そもそもビジネスローン業者は融資を実施しますよね。融資を実施するということは、お金を貸す、ということになります。そこで注目してほしいのが貸金業法です。

貸金業法には様々な融資に関わる取り決めなどが記載されています。上限金利なども設定されているんですよ。さらに個人向けのローンが対象ですが総量規制と呼ばれる借り入れ上限を制限する取り決めもされています。

ビジネスローン業者はその貸金業法を守らなければなりません。制限がある中で営業を行っているのです。

一方でファクタリングはどうでしょうか?
ファクタリングはそもそも融資ではありませんよね。売掛金を売却することを指しています。資産の売却なので、たとえば会社の持っている絵画などの美術品を売ったのと同じようなものになるわけです。売却なので法律によって縛られることは基本的にありません。

以上のことから基本的に安全性が高いのはビジネスローン業者、となるわけです。

悪徳業者であるかを確かめやすいのもビジネスローン業者

ビジネスローン業者にもファクタリング業者にもヤミ金業者が紛れ込んでいるのは事実です。しかしヤミ金業者であるかを確かめやすさに違いがあるのです。

 ビジネスローン業者の安全性を確かめる簡単な方法あり
 ファクタリング業者の安全性を確かめるのは難しい

ビジネスローンは融資なので、貸金業登録をしなければ営業できません。よって登録番号があるはずなのです。
登録番号がない業者に関しては、ヤミ金ということになります。

ただ嘘の登録番号を掲示している金融業者もあります。
その場合でも確かめられるので安心してくださいね。

金融庁のホームページに「登録貸金業者情報検索サービス(https://clearing.fsa.go.jp/kashikin/index.php)」なるものがあります。そちらからビジネスローン業者名か登録番号を入力して検索してみましょう。

しっかりと情報が出てきた場合には、貸金業登録がしっかりとされているまっとうな業者、ということになります。仮に検索してもでてこなかった場合には、ヤミ金である確率が高まるので注意してください。

一方でファクタリングは融資ではないので貸金業登録をする必要がありません。よって登録番号もないわけです。金融庁のホームページにある「登録貸金業者情報検索サービス」では確かめようがありません。ヤミ金であるかの判断材料が一つないわけです。

ファクタリングの悪徳業者を見抜く方法とは?

 手数料率が相場よりも高くありませんか?
 利息を求めてきませんか?

ファクタリングは手数料率が高かったとしても30%程です。30%を大きく超えて設定してくる業者は問題があると考えられるので利用は控えてください。

利息が発生するのは明らかにおかしいです。
ファクタリングは資産の売却なので融資ではありません。利息が発生するわけがないのです。利息を取るようなサービスを行うのであれば貸金業登録も必要になります。

どちらか片方にでも該当するファクタリング業者はヤミ金なので利用は絶対にやめましょう。

ノンバンク 2018.12.26

ノンバンクのビジネスローンの必要書類|法人と個人事業主

ノンバンクのビジネスローンに申し込みを行う時には必要書類があります。書類を提出しなければ、融資をしてもらえません。そもそも審査が突破できないのです。

さらに書類を前もって準備しておけば、融資までのスピードを早めることにもつながるわけです。

ノンバンクのビジネスローンは最短即日融資にも対応していますが、書類が用意できなければ即日融資がされるわけもありません。

こちらではビジネスローンの必要書類についてお伝えします。

法人と個人事業主によって必要書類は異なっているので個別にお伝えしますね。

 

個人事業主の必要書類とは?

①本人確認書類

②確定申告書

【①本人確認書類について】

個人事業主本人のものが必須となっています。

本人確認書類の基本となるのは「運転免許証」です。運転免許証が用意できなかった場合にはパスポートや健康保険証でもOKとされていることが多いですよ。

【②確定申告書について】

個人事業主に関しては確定申告書の提出を求められることになります。事業の状況を確定申告書で確認するわけです。

確定申告書の提出に関しては1期分でOKとしているところもあれば2期分でなければダメ、としているところもあるのでそれぞれの指示に従う必要があります。

確定申告書ですが、なるべく節税しようとして経費を増やしているケースもあるでしょう。そのあたりはノンバンク側も理解しているケースが多いので、それほど気にする必要はありませんよ。

 

法人の必要書類とは?

①本人確認書類

②登記簿事項証明書(商業登記簿謄本)

③決算書

④印鑑証明書

【①本人確認書類について】

経営者の本人の本人確認書類が必要になってきます。

法人として申し込みを行うことになりますが。責任者ということで経営者の本人確認書類が必須になるのです。

必要になる書類は個人事業主と同じく運転免許証やパスポート、健康保険証などとなっています。

【②登記簿事項証明書(商業登記簿謄本)について】

登記簿事項証明書(商業登記簿謄本)を提出することで、ノンバンク側は会社に関する情報を得ることになります。審査には極めて重要であり、法人の存在を確認できるものなので提出は必須とされています。

【③決算書について】

会社の経営状態が分かる書類の提出も求められることになります。

決算書を見ることでノンバンク側は黒字であるとか赤字であるなどの情報が把握できます。

決算書については、1期分だけではなく2期分を求められる可能性もあります。ノンバンク側の指示に従って用意してください。

【④印鑑証明書について】

印鑑証明書に関しては不要な場合もあります。必要書類に関してはノンバンク側によっても対応が異なってくるので、前もって確認しておくことをおすすめします。

 

法人の必要書類の準備について

法人の場合は比較的必要書類が多くなっています。登記簿謄本であるとか印鑑証明書を用意しなければなりませんよね。

それらの書類ですが、申し込みを行うごとに手に入れていると時間もかかってしまいます。融資までの時間をロスしてしまう可能性もあるので、定期的にまとめて取得するのもおすすめです。

そもそも印鑑証明書や登記簿謄本は様々な場面で必要になります。借入先もノンバンクだけではありませんよね。銀行などから借り入れするケースもあるでしょう。銀行融資であったとしても印鑑証明書や登記簿謄本は求められるのです。

ただし印鑑証明書や登記簿謄本に関しては、3ヶ月以内に発行されたものでなければ対応してもらえない可能性もあります。よってまとめて取得する場合には、一定期間ごとにまとめて手に入れることをおすすめします。

そもそも印鑑証明書や登記簿謄本は法務局で手に入れますよね。法務局が近くにない、という方も多いのではありませんか?そのようなケースもまとめて手に入れていた方が良いですよ。

ノンバンク 2018.12.26

ノンバンクのビジネスローンの審査基準とは?

ノンバンクのビジネスローンに関しては最短即日融資をしてもらえる可能性もあり、もしものときには大いに役立ってくれるものです。しかし審査を突破しなければ利用できないのは銀行のビジネスローンと一緒です。

こちらではノンバンクのビジネスローンの審査基準について明らかにします。

そもそもノンバンクのビジネスローンの審査基準は甘いとされているのですが、それは事実なのでしょうか?確実に融資を受けたい、と思っている方は必見ですよ。

 

ノンバンクのビジネスローンの審査は甘いのか?

・銀行と比べれば審査は柔軟

ノンバンクのビジネスローンの審査ですが、絶対的に審査が甘いわけではありません。あくまで銀行と比較すると審査が柔軟に行われているだけなのです。

審査については経営者の個人信用情報もチェックしています。更に会社の決算情報なども確認しますよ。

審査をしている上で大きな問題を発見すれば、それが元になって審査落ちになってしまいます。

銀行ほど高い基準を持って審査をされるわけではありませんが、基本的に見てくるところは一緒なので問題を抱えている会社は審査に落ちる可能性が高まってしまいます。

 

ノンバンクの審査と個人信用情報

・経営者の借入情報に注目

経営者が高額の借り入れをしていたり、すでに多重債務者になっていたりする場合には厳しい審査になってしまいます。

ビジネスローンの審査では経営者本人の返済能力にも注目するわけです。すでに高額の借り入れを行っている場合には、返済がされない可能性もありえます。すでに大きな借金がある方は少しでも減らしてから申し込みましょう。

・経営者の返済情報にも注目

個人信用情報にはクレヒスと呼ばれる24ヶ月分の借入情報や返済情報が掲載されています。特に重要なのが返済情報です。

クレジットカードやカードローンの返済を予定通りに行っているのであれば問題ありません。

しかし返済に遅れが出ている場合には、評価ダウンとなってしまうのです。

特に24ヶ月で複数回の返済の遅れが発生している場合には著しく評価が下がってしまうので注意してくださいね。

・経営者の債務整理情報に注目

債務整理をしていると審査は圧倒的に厳しくなります。

金融事故として個人信用情報に記載されているので、ほぼ100%審査落ちしてしまうのです。

ただし債務整理情報の掲載には時効があるので安心してくださいね。5年から10年で順に削除されていくことに。

昔に債務整理をした経験があったとしても借り入れできるチャンスは有るのです。

 

ノンバンクの審査と会社情報

・会社の規模に寄る審査難易度の違い

  • 大きな会社・・・審査が有利
  • 小さな会社・・・審査が不利

会社の大小で審査難易度が大きく変化してきます。

大きな会社であると資金力が高いとみられるので、審査がゆるくなるのです。

小さな個人経営的な会社は評価が低くなるので注意してくださいね。

・黒字と赤字

  • 黒字の企業・・・審査が有利になる
  • 赤字の企業・・・審査が不利になる

黒字の企業は偏差能力が滝ということになるので審査は当然有利になります。

赤字の企業は将来的に倒産の恐れもあるので貸し倒れリスクがあることに。したがって審査では評価を下げられてしまいますよ。

・創業年数と審査

  • 創業年数が長い企業・・・審査が有利になる
  • 創業年数が短い企業・・・審査が不利になる

創業年数の長短は審査に大きな影響を与えます。

創業したばかりの企業に対する貸出を行っていない業者もあるほど。

創業年数が長ければ長いほど倒産がしにくいと評価されるのです。実際に創業年数が短い企業のほうが倒産率が高いので、ノンバンクとしても厳しく審査せざるをえません。

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