ノンバンクのビジネスローンの審査を突破する方法とは?
ノンバンクのビジネスローンを利用した資金調達を簡単だと思っていませんか?
確かに銀行融資と比較すると簡単かもしれません。しかし審査通過率はもちろん100%ではありません。審査に落ちてしまっている方も少なからずいるわけです。
そこで考えていかなければならないのが、ノンバンクのビジネスローンの審査を確実に突破するためにはどうしたら良いのか、ということです。
こちらではノンバンクのビジネスローンを突破するコツについてお伝えします。それほど難しい内容ではないので、肩の力を抜いてチェックしてもらえれば嬉しいです。
経営者の返済能力が高いことを証明できること
ビジネスローンということで会社がお金を借りる形にはなるのですが、実は経営者個人の情報も審査に大きく反映されることになります。会社情報だけではなく、経営者個人のクレジットヒストリーも確認されることになるので注意してください。
審査では経営者本人の返済能力の有無が調べられることになります。返済能力が高いと判断される場合には、融資してもらえる確率が高まるわけです。一方で返済能力が低いと判断されてしまうと、否決される可能性が高まります。
では返済能力が高いこと証明するためにはどうしたら良いのでしょうか?
- 個人的借入件数がゼロであること(少ないこと)
- 個人的借入金額がゼロであること(少ないこと)
- クレジットカードやカードローンの返済を計画通りに行っていること(遅れが出ていないこと)
- 現状で滞納していないこと
- 過去に債務整理を行った経験がないこと(過去5年間から10年間以内)
注目してほしいのは借金の有無です。
借金があるということは、返済先があるということになるので返済能力を低く判定される原因になってしまいます。
よって借金がない状態。いわゆる借入件数ゼロ・借入金額ゼロの状況が最も望ましい、ということに。
さらに個人信用情報には過去24ヶ月分の借入状況・返済状況が記録されています。特に大切なのが返済状況です。毎月計画通りに返済を行っていれば問題はありません。しかし返済に遅れた経験があると、その情報がバッチリ記録されてしまうのです。返済能力がない可能性が出てくるので、ノンバンクとしては低く評価せざるをえません。
債務整理情報も審査に大きく関わっておくことは指摘しておかなければならないでしょう。
債務整理とは任意整理・個人再生・特定調停・自己破産などです。それらは借金を計画どおりに返せず、減額したりゼロにしたりする行為のことを指しています。
要は計画性のない借金をしたことがある、という証明になってしまうわけ。いわゆる「金融事故を起こした」ということになるので、債務整理情報が個人信用情報に残っている場合には、ほぼ100%審査落ちになってしまいます。
ここで知っておいてほしいのは、個人の借り入れが会社の借り入れにも関わってくる、ということです。経営者の方は個人的な借り入れについても気をつけなければなりませんよ。
精度の高い書類を用意すること
ノンバンクのビジネスローンであっても、いくつかの書類の提出を求められることになります。書類の準備を面倒に感じていませんか?たしかに面倒にも感じるかもしれません。しかし書類内容によっては、借り入れが更にしやすい状況になることも考えられるのです。
特に重要になってくるのは以下の2つの書類です。
- 収支計画書
- 事業計画書
上記の書類は融資を受けることで今後どのような経営状態になるのかをシミュレーションしたものになります。もちろん経営状態が良くなることを想定しますよね。
そこで注目してほしいのが、その根拠です。なぜ経営状態が良くなるのかを説明できる書類作りをしてください。ノンバンク側を説得できる書類になっていれば審査は通ったも同然ですよ。