借り換えによる資金調達のメリット3つ!
資金調達の方法としては極めて珍しいかもしれませんが、借り換えも立派な資金調達です。
借り換えを行うことで、会社の資金を結果として増やすことになります。月々で見ると微々たるものかもしれませんが、長い目でみると大きな違いになることもあるんですよ。
こちらでは借り換えによる資金調達のメリットを徹底解説します。
一体どのようなメリットが有るのでしょうか。
メリットが分かれば、なぜ多くの企業は借り換えを検討しているのかも分かりますよ。
返済条件が変更できる!
返済期間の変更が可能です。
例えば5年の返済期間で借り入れていたとしましょう。しかし借り換え先とは新たに契約を結ぶことになります。よって返済期間を新たに設定できることに。
借り換え先が認めてくれれば5年であったものを10年にしたり15年にしたりすることも可能です。
ただし返済期間の変更に関してはある程度シミュレーションを行っておきましょう。
そもそも返済能力は会社ごとに異なっていますよね。
返済能力がないのに短く設定すれば、返済ができなくなってしまう可能性が高まります。
一方で返済能力があるにもかかわらず返済期間を長くしてしまえば、かえって返済総額がかさんでしまうことに。
自社の返済能力がどれくらいあるのかをシミュレーションし、その上で適切な返済期間を設定してください。難しく感じることもあるとは思いますが、今後の会社の経営がかかっています。
もしも不安であれば、借り換え先などにも返済期間の設定を手助けしてもらいましょう。相手は専門家なので、適切な返済期間の設定ノウハウも知っていますよ。
金利が低くなる!
月々の返済金額が少なくなる
返済総額が少なくなる
借り換えの目的は何でしょうか?
ほとんどの会社が、金利の低下を狙っていますよね。
そもそも金利が下がらなければ借り換えをする意味もない、といっても過言ではありません。金利が下がるからこそ借り換えを利用するのです。
そこでチェックすべきは、借り換え後にどのくらい金利が下がるのか、という部分です。
実は1.0%から2.0%の低下程度では、結果的にお得にならない可能性もあるんですよ。
借り換えをする時には、繰り上げ返済手数料や登記費用などがかかってしまう可能性もあります。それらのコストが数万円になることもあり、結果的に借り換えをして損になる、といったことになることも・・・。
できれば金利が4%から5%はお得になるような借り換え先を選ぶようにしましょう。難しいと思ってしまうかもしれませんが、借り換え専用のローンを行っているところであれば事業者向けであったとしても低金利にしてくれることが多いです。
複数の借金をまとめられる
借り換えローンですが、何も1社のローンしか借り換えられないわけではありません。
複数の業者から借り入れを行っている場合には、複数の借金を一つにまとめることも可能です。
複数の業者から借金をしていると、月に何回も返済日がやってきてしまいますよね。経営者として月に何度も振込の対応をするのは面倒です。
しかし借り換えローンでまとめてしまえば、返済日を統一することもできるわけ。
会社の場合は得のお金の出入りに関しては手続きも多くなります。
経理の業務も増えてしまいますよね。しかし借り換えローンで複数の借金をまとめられれば経理の業務も少なくなります。
デメリットもあるので注意すること
借り換えによる資金調達はメリットだけがあるわけではありません。
デメリットもあるので、何も考えずに利用しないでください。
そもそも借り換えするにも審査を受けなければなりません。
借り換えによる資金調達ができなかった場合には、比較的資金調達しやすいファクタリングを選択するのもおすすめです。