ノンバンクのビジネスローンの審査基準とは?
ノンバンクのビジネスローンに関しては最短即日融資をしてもらえる可能性もあり、もしものときには大いに役立ってくれるものです。しかし審査を突破しなければ利用できないのは銀行のビジネスローンと一緒です。
こちらではノンバンクのビジネスローンの審査基準について明らかにします。
そもそもノンバンクのビジネスローンの審査基準は甘いとされているのですが、それは事実なのでしょうか?確実に融資を受けたい、と思っている方は必見ですよ。
ノンバンクのビジネスローンの審査は甘いのか?
・銀行と比べれば審査は柔軟
ノンバンクのビジネスローンの審査ですが、絶対的に審査が甘いわけではありません。あくまで銀行と比較すると審査が柔軟に行われているだけなのです。
審査については経営者の個人信用情報もチェックしています。更に会社の決算情報なども確認しますよ。
審査をしている上で大きな問題を発見すれば、それが元になって審査落ちになってしまいます。
銀行ほど高い基準を持って審査をされるわけではありませんが、基本的に見てくるところは一緒なので問題を抱えている会社は審査に落ちる可能性が高まってしまいます。
ノンバンクの審査と個人信用情報
・経営者の借入情報に注目
経営者が高額の借り入れをしていたり、すでに多重債務者になっていたりする場合には厳しい審査になってしまいます。
ビジネスローンの審査では経営者本人の返済能力にも注目するわけです。すでに高額の借り入れを行っている場合には、返済がされない可能性もありえます。すでに大きな借金がある方は少しでも減らしてから申し込みましょう。
・経営者の返済情報にも注目
個人信用情報にはクレヒスと呼ばれる24ヶ月分の借入情報や返済情報が掲載されています。特に重要なのが返済情報です。
クレジットカードやカードローンの返済を予定通りに行っているのであれば問題ありません。
しかし返済に遅れが出ている場合には、評価ダウンとなってしまうのです。
特に24ヶ月で複数回の返済の遅れが発生している場合には著しく評価が下がってしまうので注意してくださいね。
・経営者の債務整理情報に注目
債務整理をしていると審査は圧倒的に厳しくなります。
金融事故として個人信用情報に記載されているので、ほぼ100%審査落ちしてしまうのです。
ただし債務整理情報の掲載には時効があるので安心してくださいね。5年から10年で順に削除されていくことに。
昔に債務整理をした経験があったとしても借り入れできるチャンスは有るのです。
ノンバンクの審査と会社情報
・会社の規模に寄る審査難易度の違い
- 大きな会社・・・審査が有利
- 小さな会社・・・審査が不利
会社の大小で審査難易度が大きく変化してきます。
大きな会社であると資金力が高いとみられるので、審査がゆるくなるのです。
小さな個人経営的な会社は評価が低くなるので注意してくださいね。
・黒字と赤字
- 黒字の企業・・・審査が有利になる
- 赤字の企業・・・審査が不利になる
黒字の企業は偏差能力が滝ということになるので審査は当然有利になります。
赤字の企業は将来的に倒産の恐れもあるので貸し倒れリスクがあることに。したがって審査では評価を下げられてしまいますよ。
・創業年数と審査
- 創業年数が長い企業・・・審査が有利になる
- 創業年数が短い企業・・・審査が不利になる
創業年数の長短は審査に大きな影響を与えます。
創業したばかりの企業に対する貸出を行っていない業者もあるほど。
創業年数が長ければ長いほど倒産がしにくいと評価されるのです。実際に創業年数が短い企業のほうが倒産率が高いので、ノンバンクとしても厳しく審査せざるをえません。